【機能性表示コラム】メディアから読み取る、機能性食材の最新動向
投稿日:
2015.04.02
更新日:
2021.12.09
各メディアでも、新たに始まる機能性表示の報道を進めています。
その中でも気になるのが、フジテレビ系(FNN)の記事。
消費者庁主催のガイドライン説明会では・・・
事後の取り消し処分を行うのかという質問が出た際、明確に、取り消し処分を行うということは回答していませんでした。フジテレビ系(FNN)の記事が事実であるのか、近日中に、弊社で消費者庁へ取材を行い、事実関係を確認します。
毎日新聞より引用(15年4月1日)
『JAみっかび(静岡県浜松市)は「三ケ日みかん」を「骨の健康を保つ」という効果を打ち出して、届け出る方針だ。浜松医科大とともに、抗酸化作用を持つ「β-クリプトキサンチン」が骨粗しょう症を防ぐことを確認した。後藤善一組合長は「果物の消費が落ちる中、健康面でアピールできる点は大きい」と販売拡大に期待を込める。』
⇒骨粗しょう症を防ぐは、旧薬事法違反に至るため、広告表現、機能性表現については今後検討する余地があるでしょう。
フジテレビ系(FNN)より引用(15年4月1日)
『消費者庁は、今回の新制度について、成分と表示が正しいのかということの、事後のチェック体制を整えるとしたうえで、問題がある場合は、取り消し処分を行う方針だという。そして、「糖尿病の人に」などといった、病気の治療を暗示させるような表示はできないというルールにしている。』
産経新聞より引用(15年3月30日)
『JAかごしま茶業(鹿児島市)は、茶葉「べにふうき」に機能性表示をしたい考えだ。紅茶品種のべにふうきを緑茶製法で加工した茶葉に多く含まれるメチル化カテキンが、花粉症などアレルギー症状に抑制効果があることが解明されているという。
「花粉が気になる方の目や鼻の調子を整える」などの表示が可能になるとみられ、JAかごしま茶業の酒瀬川洋児専務は「具体的な効果を表示できないことで販売に苦労してきた。機能性表示ができれば他の茶葉との違いをうたえ、消費者には商品選択の助けになる。飲んで健康に役立ててほしい」。』
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