健康増進法の広告表現チェック
最新の健康増進法に対応した広告表現チェックを行います
近年の健康食品市場において、
保健機能食品・機能性表示食品・特定保健用食品にしていくというのがトレンドになっています。
薬機法(旧薬事法)において、健康食品が効能効果を訴求してしまうと、薬機法違反となりますが、保健機能食品にすることによって、合法的に、効能効果を表現することができるようになるからです。
そして更に、
2015年度以降、『機能性食品』を中心とした新たな健康食品市場が出来ることが確実となっています。
2013年度6月の閣議決定で出された「規制改革」に記載されている『機能性食品』
2014年度中の措置を目指しており、その中心となっているのが、消費者庁の管轄する健康増進法です。
我々企業にできることは、今の段階から『機能性食品』を目指して、商品化を進めること。
そして、先行者利益を目指すことです。
【規制改革の背景】とは
まず、なぜこのような規制改革がなされるのか?
2013年6月に出された【閣議決定】での【規制改革】
その内容は・・・
エネルギー、環境、保育、健康・医療分野
『規制改革の観点と重点事項
「病気や介護を予防し、健康を維持して長生きしたい」
との国民のニーズに応え、世界に先駆けて「健康長寿社会」を実現するため』
(「閣議決定」より引用)
医療、医薬品、医療機器を含め、我々に関係のある
「機能性食品」「特定保健用食品」「栄養機能性食品」の改革が含まれます。
医療から健康まで
ここには・・・
日本国民 全体を可能な限り健康な体を維持してほしいという意図があります。
一旦、病気になってしまうと、亡くなるまでの間、健康保険が使われ続け、この事が国の財源を圧迫しています。
つまり、可能な限り、健康食品を積極的に摂取して頂き、亡くなるギリギリまで健康な状態で生き、できるだけ健康保険を使わないようにしていきたい。その施策が国の意図であり、背景です。
新たな健康食品の枠組み、これが【機能性食品】なのです。
- 最新の健康増進法を理解したい
- トクホ・保健機能食品の成功事例を知りたい
- 機能性食品の商品化に備えたい
- 平成26年度措置 規制改革に関する準備を理解したい
- 保健機能食品の対象拡大を知りたい
- 健康食品・加工食品の商品開発・企画に活用したい
健康増進法の目的とは・・・条文より(第一条 目的)
『急速な高齢化の進展及び疾病構造の変化に伴い、国民の健康の増進の重要性が著しく増大していることにかんがみ、国民の健康の増進の総合的な推進に関し基本的な事項を定めるとともに、国民の栄養の改善その他の国民の健康の増進を図るための措置を講じ、もって国民保健の向上を図ることを目的とする。』
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