【機能性表示コラム】機能性表示の認知 13.4%程度
投稿日:
2015.10.01
更新日:
2021.12.09
2015年4月の機能性表示開始前後には
各ニュース媒体で特集を組まれていた「機能性表示」
現在は、その取り上げられる件数も減り
消費者認知には、まだまだ課題が残ります。
まずは、各企業努力で、ヒット商品を展開することが先決。
トクホと同様の成分 例えば「難化性デキストリン」等に頼りすぎるのではなく、新規性と独自性を打ち出し。かつ消費者ニーズをつかむ商品が求められます。
以下、矢野経済研究所より引用(参考資料)
『特定保健用食品と機能性表示食品に関するアンケート調査結果 2015
◆ 機能性表示食品の上市直前において知っていたとする消費者層は 7 割
本アンケート調査は機能性表示食品が店頭に並ぶ直前に実施した調査であるが、機能性表示食品の認知状況について「知っていた」と回答したのは 13.4%、「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」は 55.1%で、合わせて 7 割の消費者層は機能性表示食品を知っていたという結果であった。
◆ 機能性表示食品の認知度合いが高いのは
特定保健用食品(トクホ)を定期的に食している消費者層
特定保健用食品(トクホ)の摂取頻度の割合が高い消費者層ほど、機能性表示食品の認知度合も高く、健康食品などの機能性食品への関心が高いことが示唆される結果となった。
◆ 特定保健用食品(トクホ)の摂取頻度の高い消費者層ほど、国(消費者庁)からの許可を得ていることで一定の安心感と表示効果に対する期待特定保健用食品(トクホ)を定期的に摂取している消費者層の 3 割は、特定保健用食品が国(消費者庁)からの許可を得ていることで一定の安心感と効果(許可を得た表示内容)に対する期待を持っていることが窺える。』
(2015年6月中旬実施 N=922)
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