株式会社村田園に対する景品表示法に基づく措置命令（食品偽装）

 
食品偽装を行った企業は
平均６ヶ月で６０％が倒産に至る統計が出ています。
今回の商品、パッケージを確認すると・・・
旧薬事法の観点からも違反に近い表現。
そして、景品表示法違反として措置命令を受けることで、商品の返品、回収、返金などかなりの経済的制裁が待っています。
食品偽装は、必ず避けるべきです。
『消費者庁は、平成２８年３月１０日、株式会社村田園に対し、消費者庁及び公正取引委員会(公正取引委員会事務総局九州事務所)の調査の結果を踏まえ、景品表示法第6条の規定に基づき、措置命令(別添参照)を行いました。株式会社村田園が供給する茶に係る表示について、景品表示法に違反する行為(同法第4条第1項第¬号(優良誤認)に該当)が認められました。
表示内容
株式会社村田園は、対象商品①ないし④について、例えば、次のとおり記
載することにより、あたかも、対象商品の原材料が日本産であるかのように
2 措置命令の概要
(1)対象商品
株式会社村田園が販売する以下の茶
① 村田園万能茶(選)400グラム入り
② 大阿蘇万能茶(選)400グラム入り
③ 村田園万能茶(粋)400グラム入リ
④ 大阿蘇万能茶(粋)400グラム入り
示す表示をしていた。
「阿蘇の大地の恵み」と記載(対象商品①ないし④)
日本の山里を思わせる風景のイラストの記載(対象商品①ないし④)
「どくだみ・柿の葉・とうきび・はと麦・舌rお・くま笹・あまちやづる・
はぶ茶 tr輩・大豆・田舎麦・桑の葉・商杞・ウーロン茎・びわの葉・
浜茶」と記載(対象商品①及び②)
「どくだみ・柿の葉・とうきび・はと麦・くま笹・あまちゃづる・ゴール
かんでうドはぶ茶・甘草て々ちゃ く大豆 甜茶・田舎麦・桑の葉・浜茶・拘杞・グァバ茶・れtヽし霊芝・びわの葉・極上プーアル茶。南天・かりん」と記載(対象商品③)
実際
(ア)実際には、別表1 「原材料名」欄記載の原材料のうち、「大麦」の一部及び「どくだみ」の一部以外の原材料は外国産であった。
(イ)実際には、別表2 「原材料名」欄記載の原材料のうち、「大麦」の一部及び「かりん」以外の原材料は外国産であった。』