『広告表現の「数値」「データ」「機能」はすべて合理的根拠資料が必要となります。~では、どのようなポイントで資料を準備すべきなのか?~』に関するメールマガジンを配信しました
投稿日:2015.06.12
更新日:2021.12.09
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●「夜スリムトマ美ちゃん パワーアップ版」
表示を裏付ける合理的根拠が示されず 措置命令
●株式会社ドクターシーラボ
表示を裏付ける合理的根拠が示されず、優良誤認に該当 措置命令
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上場企業であれば、株価に影響し
中小企業であれば、倒産に至るケースも稀ではない、【措置命令】
そのほとんどのケースで焦点になるのが
「合理的根拠資料」の有無
では、我々はどのように「合理的根拠資料」を準備すべきなのでしょうか?
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【前提】
・数値
・データ
・著しい訴求力のある言葉
・機能、効果、作用
このような広告表現に関する訴求素材には、すべて
「合理的根拠資料」が必要となってきます。
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【合理的根拠資料】不適応な例
消費者資料より 引用
『マウスなどの動物実験によって何らかの効果が期待できたとしても、
ヒトに同様の効果が期待できるとは限りません。』
・マウス試験
・細胞試験
は、合理的根拠としては不適切
更に、消費者庁の資料では・・
『表示された効果等と実証された内容が適切に対応していること
例えば、専門家が、その食品に含まれる主成分の含有量、一般的な摂取方法、
そして、適度な運動によって脂肪燃焼を促進する効果が期待できることを確認する
見解を示したとしても、これだけでは、この食品を食べるだけで1か月に5kgの減
量効果が期待できると表示をする「合理的な根拠」にはなりません。
(不当景品類及び不当表示防止法第4条第2項の運用指針-不実証広告規制に関する指針(平成15年))』
『我々はどのように「合理的根拠資料」を準備すべきなのでしょうか?】
広告事例をもとに具体的に解説してきましょう。
以下は、弊社で作成した架空の広告になります。
<<事例検証>>
商品:ダイエットサポート食品 *サプリメント形状
【広告内容 例】
体脂肪に着目したダイエット成分「●●」を主な成分としたサプリメント。
運動時はもちろん、日常生活でもサポートします
天然由来成分●●がしっかりダイエットサポート!
Aさん
1ヵ月でマイナス○○キロ
Bさん
3カ月でマイナス○○キロ
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事例検証の詳しい解説、メールマガジンで行います。