機能性表示食品、特定保健用食品などの国内市場は伸びているの?
投稿日:
2023.08.28
更新日:
2023.08.13
特定保健用食品の最も市場規模があった2007年6798億円。
2015年制度発足の機能性表示食品。トクホと合わせた機能性食品の市場規模は、2022年見込みで8322億円。トクホを含めた機能性の表示ができる食品全般の市場規模は伸びているとみてよいでしょう。
改めて、機能性食品の制度発足の背景を紐解くと・・・
社会保障(年金、医療、介護、子ども・子育て)などの分野に分けられ、国の一般会計歳出の約1/3を占める最大の支出項目になっています。当時の政府が健康寿命を延ばす延命装置の一環として、できるだけ機能のあった食品を国内に普及させ、われわれが病気に罹患することなく健康でいられるようにする。結果、社会保障の支出を減らしてくという大きな流れがありました。このような背景を常に意識しながら、どの商品カテゴリーに可能性があるか。自社の商品に機能性を追加できるのかを見極めていく必要が求められます。
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