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消費者庁が取りまとめた「デジタル社会における消費取引研究会 報告書案」

2024年より開催されている「デジタル社会における消費取引研究会」
第9回を終え、報告書(案)が掲載されています。


内容を簡潔にまとめると

■ 現状の消費者課題(抜粋・要約)
・デジタル化の加速に制度が追いついていない

・昭和51年からの通信販売規制が、現代のSNSやAIを活用した手法に適応しきれていない

・悪質事業者の巧妙化・複雑化

・定期購入の解約困難、パーソナライズ広告による誘導、生成AIによる詐欺的手法などが横行

・消費者リテラシーの格差

・デジタル弱者(高齢者・子ども・低リテラシー層)が標的になりやすく、情報格差による被害も深刻

・消費者が加害者になるリスク

・生成AIの悪用(例:偽画像による出品等)により、無自覚に加害者となる可能性

・既存の枠組みでは捉えきれない新たな取引形態

・金銭を介さない取引(例:データや時間の提供)、匿名の取引主体などが拡大

『制度的に対応を講じてきた過去の取組に留まらない、非制度的取組を中心とした新たな総合的なパッケージ施策を検討し、早急に実現していくこと、合わせて、これまでのカタログ通信販売をモデルにした制度体系にデジタル消費取引特有の変更を加えるのではなく、パーソナライズド・マーケティングを初めとしたインターネット取引の特性・特徴への対処に必要な対策と、いわゆる Web2.0 の特徴はもとより、その後の技術的進展も踏まえた新たなプラットフォームをも射程に入れた形での新たな手法の提示を加えることが必要である。』

研究会では、上記の内容でまとめています。


今後、特定商取引法の整備を中心に、横断的な制度設計が進んでいくとみてよいでしょう。