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機能性表示食品届出の最新動向(2024〜2026年)―量から質への転換

機能性表示食品制度は2015年の開始以降、届出数の増加とともに市場を拡大してきました。特に2024年から2026年にかけては、単なる件数の増減にとどまらず、届出内容や市場構造に質的な変化が見られます。この3年間の傾向を制度面と市場面の双方からみていきます。


2024年は、拡大基調を維持しながらもテーマの集中がより明確になった年。腸内環境、睡眠、ストレス、血糖・脂質対策といった主要領域に届出が集まり、市場は一定の構造化が進みました。同時に、単一機能では差別化が難しくなり、複合機能やターゲット別設計が一般化していきます。

2025年は、競争の質がさらに高まった段階です。類似製品の飽和により、単なる機能訴求ではなく、エビデンスの質や表示内容の適切性がより重要視されるようになりました。

そして2026年は、制度が成熟期に入りつつある段階と考えられます。単に届出を行うこと自体の価値は相対的に低下しています。その一方で、継続的に販売される商品、市場で支持される製品の重要性が増しています。認知機能、フレイル対策、女性の健康など、新たな需要領域も見られますが、いずれも既存市場と同様に高いエビデンスと明確な価値設計が求められています。


この数年を通じて確認できる構造的変化として・・

第一に科学的根拠の高度化が挙げられます。制度上は柔軟な届出が可能である一方、競争環境の中でより質の高いデータが求められるようになっています。

第二に、機能のコモディティ化が進み、特定成分に依存した差別化が難しくなっています。

第三に、表示や広告に関するリスク管理の重要性が高まり、制度外の法規制との整合性も重視されています。また、OEMを活用した製品の増加により、最終的な競争軸がブランドや販売戦略に移行している点も特徴的。

今後は、届出件数の多寡ではなく、科学的妥当性、製品の独自性、そして消費者への適切な情報提供が、より一層重要になると考えられます。(ここは、以前から語られていることですね)


 

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